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EMCA会員の皆様にメールマガジンをお届けしています！
□■□「日本の社会にこころのセーフティネットを」
□□■■ EMCAメールマガジン
第40号 2020年5月15日発行
NPO法人 EAPメンタルヘルスカウンセリング協会（EMCA）
https://www.emca.or.jp/
新型コロナウィルス感染症に関する
EMCAからのお願い
新型コロナウィルス感染症のさらなる広がりを鑑みて、会員の皆様には引き続きまして 以下の対策をお願いいたします。
（１）ＥＭＣＡ各種イベント（研修、セミナー、試験等）参加時の予防実施
現在、ほぼすべてのイベントを延期、もしくはWebでの形式にするよう環境整備を行っておりますが、仮にスクールにご来校される機会がおありの際には、一般的な衛生対策・予防として、着席前の手洗い、ならびに手指のアルコール消毒、咳エチケット※としてのマスク着用、うがいなど行っていただくようお願いします。
※咳エチケット（厚生労働省ホームページ）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
（２）対象期間における指定地域への渡航者のイベント参加停止
・2020年２月５日 ～ 2020年5月31日の間に以下に渡航された方
※ 指定地域は現在「全世界」が対象となっています
※感染拡大地域への渡航には充分ご留意ください
※外務省の感染症危険情報による渡航中止勧告なども必ずご確認ください
【重要】相談窓口 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
速やかに、EMCA事務局までご連絡、ご相談ください。
その後の対応方法につきまして、ご案内いたします。
電話：03－5368－3834（平日10時～18時、土日祝休み）
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※各種相談、報告内容は情報取り扱い基準に基づき、非公開かつ守られます。
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Special Column
text by 精神科Dr.
不安や恐怖の取り扱い
不安や恐怖をもたらす出来事は、人にとって強いストレスとなったり、脳の神経回路に刻み込まれ恐怖の記憶となって、いつまでも心に残ったりします。
皆さんも過去に何か特別怖い思いをした体験が、今でも思い出されることはないでしょうか？
有名タレントが急死してコロナ感染が、一気に「我がこと」のように現実味を帯び、恐怖や不安を感じた方もおられると思います。
直近の不安や恐怖の出来事ほど「過度の恐怖記憶」になりかねない。
強い恐怖体験から植えつけられる恐怖の記憶は、自動的に行き過ぎた「過度」になるものです。
人間が命を守るために脳が自然とそうさせるのです。
不安障害は、危険でないものにまで恐怖心を覚えたり、心配する気持ちが高まりすぎて、
体が過剰にストレス反応を起こし、体調不良の症状が出る結果、日常生活でやるべきことができなくなったりするこころの病気です。
そうなると大変です。
たとえば、コロナの感染を恐れるあまり、モノに触れられなくなったり、人が近くにいると嫌悪感を感じたり、あるいは、些細なことにもイライラして、身近な人に強く感情をぶつけてしまう。
ここにきてよくマスコミにも取り上げられるようになってきた「コロナうつ」もそのひとつでしょう。閉塞感の中でストレスを溜め込み、経済的な困難と不安でどんどん落ち込んでしまう。
この状態が続いてしまうとしたら、メンタルの病気になっても不思議はありません。
感染リスクに対して、自分は絶対に感染しないと思うとしたら、とても危ないですね。
収入が激減し経済的に切迫した状況の中で、何も手を打たずボーっとしていて大丈夫でしょうか。
あなたは、不安や恐怖の取り扱い、いかがですか？
不安が強い人は、そのぶん慎重に考えたり、工夫したり、行動することで、失敗することが少ない、そんなふうに言われたりもしますね。
不安や恐怖は、その強さや受けとめ方が重要なのではないかな。
適度に恐れ、正しく対処したいものです。
人に相談することで不安や恐れる気持ちが軽くなったりします。
視野が広がって物事の受け止め方が変わっていくこともあります。
一人で不安にかられて自分を追い込まないようにしてくださいね。
また、そんな人が身近にいたら声をかけてあげてください。
【Profile】櫻小路岳文 Takefumi Sakurakoji
精神科医／日本医師会産業医／法政大学産業医・学生相談室学校医／もりやクリニック
精神分析学派のもと産業から医療、教育と多領域で活躍。精神科医であり臨床心理士、大学の心理学部准教授でもあるマルチなドクター。
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5月24日（日）16：30～
Zoomを使ってライブ【映像講座】で開催！
対象：eMC会員 キャリア会員 一般
以前よりご案内していましたこちらの講演ですが、近況を鑑みて、今回はZoomでリアルタイムの【映像講座】という形で開催することといたしました。
こちらの著者である端谷毅先生は、愛知県みよし市で心療内科を開業されている精神科医。クリニックでは毎週木曜日を「思春期専門外来」とされ、専門的に思春期の子どもを診られ、また、子どもから大人まで「発達障害」の診断や治療を行なわれています。
端谷先生にはリカレント名古屋に出向いていただき、当日ライブで、Zoomを通じて皆さんにお話をしていただく予定です。
Zoomのシステムの都合上、先着50名までですので、ふるってご参加ください！
②うつ病を再発しない生活習慣、職場での対応について
③コロナ感染予防のためのセルフケア（呼吸法）について
リカレント名古屋よりZoomでライブ開催
※受講の環境条件：スピーカー・マイク・Webカメラつき（内臓のもので構いません）の端末（パソコンやスマホなど） とインターネット接続環境
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あなたが身近な人から「もう終わりだ」
「死ぬしかないかも」「死んでしまいたい」
などと聞いたり、相談を受けたら…
対象：eMC会員 キャリア会員
■企画趣旨■
新型コロナ感染症（COVID-19）対策として国の「緊急事態宣言」が４月上旬に発令されてから、 ひと月が経過しました。一方で、収束後もその影響は広範囲かつ長期間にわたるとも予想されています。
これまでの会員の皆様の取り組みに敬意を表すると共に、完全な収束まで、引き続き皆様および関係者の方々の、広い意味での安心安全な環境が維持保全されることを強く願っています。
不況期には経済の落ち込みと連動して、経済的な問題が原因で自殺する人が増加する傾向があるといわれます。 また、会員の皆様の中で感染症対策現場の最前線におられる方が少なからずいることを考えますと、皆様が直接ないし間接的に当事者となる事態も十分想定されるところです。そうした、いわゆる危機的な場面では、通常のカウンセリングとはまた別の力、まさにＥＡＰカウンセラーとしての「瞬発力」が求められると思います。
EMCA協会では、この危機的状況に対して、まずは会員の皆様自身の保護をはかることを第一に願い、その上で、皆様ができる範囲で身近な周りの人に有効な具体的アドバイスができるようになることを目指し、今回の特別セミナーを企画しました。
まさに机上ではない実践力が求められる場面に、誰もが直面しうると思うのです。そのときを想定してトレーニングしておくことは、決して無駄なことではないと、今だからこそ考えます。「足腰の強いカウンセラー」とは私独自の表現ですが、eMCの皆様には、どのような状況でも柔軟に力強く、すべきこと・できることに対して信念を持って動ける足腰の強いカウンセラーになっていただきたい、そう願っています。
この学びの機会をぜひ有効に活用していただけたら幸いです。
EMCA理事長
松田直之
ご自宅で受講と便利・受講料は無料！
会員の皆さんの対人援助活動を側面から支える
EMCAによる環境サポートサービスです
社会経済危機を背景とした相談の実践を学ぶことができます。
危機的状況への心得と対応セミナー①
2020年６月４日（木）19:00～21:00
リカレント新宿よりZoomでライブ開催
第1回 アセスメント編
アセスメントによる対応の選別（トリアージ）から相談対応の心構えなどわかりやすく解説します。
危機的状況への心得と対応セミナー②
2020年6月17日（水）19:00～21:00
リカレント新宿よりZoomでライブ開催
第２回 実践対応編
事例を通して具体的な手法や助言の仕方などすぐに使える知識と経験をお伝えします。
講師：鈴木改士先生（精神保健福祉士・公認心理師）
※精神科医療の最前線で COVID-19に向き合い、厳しい日々の中で心の限り支援を行っているEAP講師の鈴木先生に、急きょご協力いただき、危機対応の大切な心得と技術を教えていただけることとなりました。
受講費：無料
受講の環境条件：カメラ・マイクつきの端末をお持ちの方（パソコンやスマホ、タブレットなど）
※①と②は内容が異なります。
連続で受講されると理解が深まりよいかと思います。
※それぞれライブ開講時にご都合が悪い場合は、後ほど録画での映像配信も予定しています。（後日ご案内します）
※リアルタイムでご受講の場合は、質問をお受けすることができます。
ポイント発行のため受講の確認をいたしますので、必ず事前にご予約ください。
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＜eMC資格更新ポイント付与・報酬・研修会あり＞
対象：eMC会員
eMCの面接試験で、ロールプレイのクライエントになっていただくというお仕事です。
また、試験の運営補助もお願いいたします。
クライエントとして演じていただく役は、ご自身で考えていただきます。
役作りへのサポートもあり、ロールプレイ研修会なども複数回、ご用意しています。
ケースを考えたり、クライエントになることは、カウンセラーとして最重要なクライエントを理解する力が大きくつく、貴重な勉強になります。
初めての方でもご応募いただけます。
このすばらしい学習機会をぜひご活用ください。
【東京】
（１）2020年8月29日（土）9：00～17：00（予定）
（２）2020年8月30日（日）9：00～17：00（予定）
（３）2020年9月 3日（木）9：00～17：00（予定）
【名古屋】
（1）2020年9月5日（土）9：00～17：00（予定）
（2）2020年9月6日（日）9：00～17：00（予定）
上記いずれかの日程で、終日稼動できる方、1日単位で募集いたします。（複数日程での参加も可能）
※報酬は1日につき8,000円（交通費込）
※eMC資格更新ポイント4pt付与
※試験会場はリカレントスクールではない外部会場です
【説明会】
2020年5月24日（日）11：00～12：00 オンラインZoom開催
※クライエントにご応募いただきます方は必須参加です。
クライエント役の内容や、試験運営の補助業務に関する詳細をお伝えします。
ご応募いただき、説明会にご参加いただきました方で、EMCA関連の講座の学習実績や
これまでのクライエントご経験など考慮した上、ご依頼させていただきます。
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新たな日程をご案内いたします。
対象：eMC会員
クライシス・カウンセリング講座
ショック・失望・不安・自信喪失…
誰にでも起きうる
こころの危機的状況や「死にたい気持ち」を
カウンセリングでどう支えるのか
EMCAアカデミー発足以来、開催した3回の講座はどれもアッという間に満席に。
「うつ状態の方にどう声がけをしていいか不安でしたが、専門知識とスキルを身につけることができて、カウンセラーとして大きな自信になりました」「目からウロコのとても衝撃的な学びだった。
受講して本当によかった」そんな声の集まる大人気の講座です。
今、世の中の多くの人が不安や困難に陥っている状況だからこそ、社会や人の役に立ちたい。
危機的な状況の方へのカウンセリングスキルをつけるならNOW（今）！です。
2020年9月12日（土）・13日（日）
10：00～17：00 （お昼休憩1時間）
リカレント新宿
定員：12名限定（先着順）
受講料：39,600円（税込）
学習時間：12時間（6時間×2日間）
講師：NPO法人メンタルレスキュー協会
eMCポイント：30P付与
6月半ばの時点で入金が確認できない場合は、サポートデスクより一度、ご連絡させていただきます。
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EMCAアカデミー の外部実習
対象：A.八幡メンタルクリニック eMC会員
対象：B.就労移行支援 エヌフィット eMC会員 キャリア会員
メンタルクリニック併設のリワーク or 就労移行支援機関で
“精神”の方々とふれる貴重な実習プログラムが人気！
EMCAアカデミーでは、2018年秋より外部実習プログラムを導入しています。
精神疾患を抱える方への支援の現場を体験できる実習プログラム。
学んだ精神医学の知識をリアルな臨床像に落とし込み、理解を深める希少な機会です。現在、２つの施設への実習が可能です。
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よくある質問
EMCAのホームページに掲載
わからないことがあったら
まずは「よくあるご質問」コーナーへ
https://www.emca.or.jp/emcmember/qa/
この度、EMCA協会のホームページに「よくあるご質問」ボタンを設置しました。会員の皆様よりよくお問合せいただく項目についてお答えしています。
- 入会手続きについて
- 資格更新ポイントについて
- 資格認定試験について
- 会員資格更新について
- 講座について
※トップページの右サイドにある「お問合せはこちら」ボタンをクリックすると、「お問合せ」ページにジャンプします。そちらに「よくあるご質問」ボタンがございますので、ご確認ください。
引き続きまして、項目や内容を加え、アップデイトしてまいります。
何かわからないことがあったら、まずこのコーナーを見てみてください。
その上で、ご不明な点などはこちらまでお願いいたします。
▼お問合せ（メールでお願いいたします）
info@emca.or.jp
